【はじめに】数字に追われる推し活と心のバランス
新曲が出ればいくつも円盤買って、ラジオ局にたくさんリクエストを送って、SNSで盛り上げて……。 「SixTONESに、もっとすごい景色を見せてあげたい」「彼らの音楽を、もっと世間に広めたい」。
一生懸命に応援する熱い想いは、間違いなく彼らの大きな支えになっています。
でも、ふと心が苦しくなる瞬間はありませんか？
「こんなに頑張って回しているのに、なんで急上昇に乗らないんだろう」 「目標の数字に届かなかったら、今までの努力が無駄になっちゃうのかな」
もし、大好きなはずの推し活で「焦り」や「義務感」を感じているとしたら、それは心が休憩を求めているサインかもしれません。
今回は、これからも長く、笑顔でSixTONESを愛し続けるための「心の処方箋」として、推し活のメンタルケアに役立つ優しいマインドセットのお話をお届けします。
数字へのこだわりは「深い愛」の証拠
売り上げ枚数や再生回数など、数字や順位にこだわってしまうのは決して悪いことではありません。
それは、SixTONESの実力を誰よりも信じているから。「彼らには1位になる価値がある」と心から思っているからこその、愛情の裏返しです。 目標に向かってファン同士で団結する楽しさも、推し活の大きな醍醐味ですよね。
ただ、もしも「結果が出ない＝応援した意味がない」と感じて自分を責めてしまっているなら、それは心が少し疲れているサイン（黄色信号）かもしれません。
チャートや再生回数は、運やタイミング、競合の動きなど、私たちにはどうにもできない要素も絡みます。 思うような結果が出なかったとしても、あなたの「応援したい」という気持ちや行動の価値が、ゼロになるなんてことは絶対にないのです。
「取引」ではなく「プレゼント」として届ける
推し活が苦しくなってしまう原因の一つに、「見返り」を求めてしまう心理があります。 これは、「これだけ頑張ったんだから（＝コスト）、いい結果が出てほしい（＝リターン）」という、無意識の「取引」のような状態です。
ここで少しだけ、考え方を変えてみませんか？ あなたの応援を、「大切な人へのプレゼント」だと考えてみるのです。
友達の誕生日にプレゼントを渡すとき、「絶対にお返しをちょうだいね！」とは思いませんよね。 「喜んでくれたらいいな」「いつもありがとうの気持ちが伝わればいいな」。ただそれだけで、渡したあなた自身も幸せな気持ちになるはずです。
推し活も、これと同じ「Giver（与える人）」のマインドセットを持ってみましょう。
- YouTubeを見るのは、数字を稼ぐためではなく、「素敵なMVを作ってくれてありがとう」という感謝の気持ち。
- CDを買うのは、順位のためだけではなく、「素晴らしい音楽を届けてくれてありがとう」というプレゼント。
もし結果的に1位になれたら、それは最高に嬉しい「おまけ」。 でも、もし届かなくても、あなたが送った「感謝のプレゼント」は、確実に彼らに届いています。
「見返り」を手放して、「ただ好きだから、応援する」。 それだけで、心はずっと軽くなり、推し活はもっと自由になります。
SixTONESの「音」そのものを楽しむ時間を作ろう
数字や結果を追いかけることに疲れたなら、一度、肩の力を抜いてみませんか？ そして、初期の頃の「ただのファン」に戻って、イヤホンをつけて彼らの音楽を聴いてみてください。
6人の重なり合うハーモニー、心に響く歌詞、挑戦的なサウンド……。 そこには、数字とは関係なく、変わらない最高の魅力があるはずです。
SixTONESは、常に新しいジャンルや表現に挑み続けているグループです。 私たちが無理な数字で支えようとしなくても、彼らの音楽は十分に強く、かっこいい。
そうやって彼らの選ぶ道を信頼することもまた一つの愛の形かな、と思います。
義務感で眉間にシワを寄せて再生回数を稼ぐよりも、 「やっぱSixTONES最高だわ！」と心から笑って音楽を楽しんでいる姿。 それこそが、彼らにとって一番嬉しいエネルギーになるかもしれませんね。
【おわりに】そのままで十分素敵なファンです
体力が有り余っているときは、目標に向かって全力疾走するのも楽しい推し活です。 でも、疲れてしまったときは、歩いてもいいし、立ち止まって音楽を聴くだけでもいいんです。
どんな応援スタイルであっても、彼らを大切に想う気持ちに変わりはありません。 無理をして燃え尽きてしまうより、細くても長く、あなたのペースで愛し続けること。
それが、最強の「Team SixTONES」でいるための秘訣かもしれません。
今日からは、自分にも優しく。 大好きな彼らの音楽を、もっともっと楽しんでいきましょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
💎のわ💎
